パチ屋のチラ裏は書きづらい

好きなことを語りたいだけ。

片づけができないので、いっそのことやらない。

自室を片づけるのが大の苦手です。自室だけです。学生時代は割と『片づけ奉行?』的な部分があり、部活の大掃除等は積極的にやってました。バイトやってた時も割かしきれいにしてたし、今も職場は片づいています。

自室のみ片づけられません。

 

実は、家族は皆きれい好きで、幼い頃から「片づけなさい」と言われて育ちました。家族というのは、母や祖母です。母子家庭で、母がかなり頻繁に実家に帰っていたので、私を育てたのはおおよそ母と祖母です。祖母はきれい好きで母は汚いのが耐えられない性格。

そして、私の二人の弟も片づけは得意です。長男なんか本当に片づけ得意で、プラモ作るのが趣味だったりしたのですが、その道具も片づけ、自分の勉強スペースをきちんと確保する……すごい子。

 

しかし、同じように育てられてきたはずなのに、私だけ片づけができません。小学校に上がり自分の勉強机を手に入れてから、ずっと。

小さい頃は、おもちゃとか絵本とかちゃんと片づけてたはず。というか、今でも本の整理はめっちゃきちんとしてます。でも机の上は汚かった。

なんでだろうなぁ……。

 

原因として思い当たるもの。

◆しっぱなしが多い

服出しっぱなし。購入したCD、DVD、ゲームソフト置きっぱなし。文房具は机の上に放置。

◆部屋が汚くても気にならない

アレルギーも無いので多少のホコリは気にしないし、ベッドの上さえ無事であれば大概のことはできる。床が見えなかろうが関係ない。

◆というか、面倒くさい

 

書き出してみて「ダメ人間の極みかよ」と少し落ち込みました。

汚くても気にならないというのは、個人的にかなり問題だと思いました。母なんか私の部屋を見て「人間の生活する空間じゃない!」とかって言ってましたけど、私はもう全く平気でしたもん。

これは片づけに限らないんですけど、私の許容範囲は人と大きくずれている部分があります。一般的には許しがたいことでも平気だったり、逆にどうしても許せないことがあったり。なので、人がなぜ気分を害しているのか理解してなかったりします。これは本当に問題。相手にキレられます。

一応、心のどこかでは「いやぁ、そろそろ部屋をキレイにした方が良いんじゃない?ベッドの下、ホコリすごいことなってますやん」と思ってます。面倒だけど。

 

部屋をきれいにしている人には理解できないでしょう。でも、この広い世の中、私と同じように思っている人も絶対にいるはず!

 

ということで、片づけなくても掃除機かけられるくらいには部屋をキレイにする方法を考えました。現在実行中です。

 

部屋が汚いのが平気だという部分は、『片づける』という行動を起こす動機が生まれない原因です。やると決めたので、この部分は無視します。

しっぱなしが多い、そして面倒なことは嫌だ。しかし掃除機はかけたい。

 

とりあえず、床に物を置くのをやめる。

服とか本とか服とか、あるいは買い物してきたビニル袋とかが散らばってるわけです。捨てるものは片っ端からごみ袋ですよ。うちの地元は、燃えるゴミ(赤いゴミ)とプラスチック(青いゴミ)を分別しなければならないので、ビニル袋をとりあえずまとめて青いゴミに入れます。赤とか青とかいうのは、指定ごみ袋の色です。東京とかだともう全部燃えるゴミでいいんじゃないですか?瓶缶ペットボトルは別ですよ。

服とか本とか服とか服とか、捨てないものは机かベッドの上です。もうこれだけで床が見える。掃除機かけられる。やったね!

しかし、今度は自分の寝る場所が埋まってしまいました。ほぼ、というか全部衣類です。衣類の片づけられないオンナです。

 

ベッドを片付ける。

服を引き出しに仕舞うことができない理由はわかってます。どうせまた着るから。また着ると言いつつも、次に着る機会は二週間先とかになっちゃうんですけど、でも仕舞ってまた出すくらいなら出しっぱなしでいいやって思ってしまうのです。

ここで登場するのが、ダイソーか何かで買ってきたフタ付き収納ボックス。結構大きめで、お値段400円。これを何個か買いました。

衣類を大雑把に分けます。

  • 上半身に着るもの(Tシャツとかトレーナーとか)
  • 下半身に着るもの、というか穿くもの(パンツ、スカート)
  • 下着(ブラ、ショーツ、肌着、靴下等こまごましたもの)
  • タオル
  • ジャージとか寝間着代わりになったり適当な服

これをボックスにポイポイするだけ。あと、アウターとか前開きシャツとかは全部ハンガーです。ハンガー万歳。

掃除機をかけた後、このボックスたちを床に置く。「結局床に置くんじゃん」とか言われそうだけど、掃除機かけるときだけボックスをどっか避けとけばいいんだから、楽なもんですよ。

机の上にペンとか鉛筆とか散乱してるときには、大きめのペン立てを用意して、全部そこに突っ込んどきます。

『モノにも定位置を用意しておけば部屋が片づく』ってよく聞きますけど、その定位置に戻すことすらできないんです。「コレはここに置いておこう」って決めても、結局手の届く範囲に放置するのがオチなんです。

仕分けとか面倒じゃないですか。だから大雑把にわけて放置してもいい場所を造る。ある意味これが『定位置』と言えますけどね。

 

こうやって文章を書いていって思い当たってしまいました。ベッドから手の届く範囲で全部収めたいんじゃないの?しかしスペースは有限なので、箱にポイして移動を簡単にできるように……ってことですかね。

それから、まとめてポイするものは「どうせ使うのに片づけるのは面倒」というやつらなので、必然的に使用頻度の高いものになりやすい。よって、ここにポイされなかったモノたちは捨ててしまっても構わないのかな、とも思います。物が減ったらそれだけでスッキリ片づく気がしません?

 

ゴミを放置しないようにする。

床に置くのはボックスだけにすると決めたなら、コンビニで出たビニル袋とか、チョコレートのカスとか、『蒸気でホットアイマスク』とかを置いてはいけません。そこで用意するのが、ゴミ袋です。それもただの袋ではありません、市の指定ごみ袋に直接ポイして、いっぱいになったら口を閉じ収集場所に持っていけばよいのです。楽!

 

何故か本棚だけキレイ。

ちっちゃいときから変わらない部分、それが「本棚だけはキッチリと整頓する」習慣です。片づけはできないのに、整頓は得意。

本を出版社や作者別に並べ、CDやDVD、ゲームソフトも同様にアーティスト別、制作会社別、作品別に並べてみると、あら壮観!背表紙が並ぶ様は美しくもありますよね。

何故かこういう部分だけきれい好き……整頓好き。

高校に上がって文章をあまり読まなくなったので、売っ払ったりして文庫本の数は減ってるし、電子書籍も活用しているので実際に部屋に置いてある本は言うほど多くないのかもしれないけど、書籍が文庫本68冊、コミックス262冊、大判コミック29冊、マンガ・ゲーム原作小説13冊、他8冊(同人誌は除く)。CDはケースつき27枚(内16枚が植田真梨恵さん)とクラシック大集みたいなのが62冊(ホルストガーシュインが好き)。DVDが18枚。これらだけはきれいに棚に収まってます。素敵。

 

文庫本が3桁超えてないのに驚いた。そんなに少なかったか……。